福祉の分野で活躍する人の中には、「ケースワーカー」、「ソーシャルワーカー」と呼ばれる人たちがいます。一般的に、福祉事務所の相談員が、「ケースワーカー」と呼ばれることが多いようです。ケースワーカーとは、いろいろな困難や、問題を抱えている人たちに対して、相談、助言、支援を行う人のことを言います。一方、ソーシャルワーカーの仕事も同様ですが、従事する仕事や職場によって、その呼び方が変わります。つまり、社会福祉施設では、生活相談員が、児童福祉施設では、児童相談員が、「ケースワーカー」や「ソーシャルワーカー」の仕事をこなしていると言えます。
例えば、老人ホームの生活相談員の仕事というのは、単に、入所者の相談にのって援助するだけではありません。一人一人の援助プラグラムを作成したり、福祉事務所や医療機関との連絡調整、入所者の家族への援助など、多岐にわたっています。また、施設内での人間関係の調整や、地域との交流を深めるためのボランティア受け入れなども、大切な仕事です。このように、業務内容は広範囲にわたるため、福祉に関する幅広い知識と、豊富な経験が求められる仕事です。
福祉事務所などの公的機関へ就職するには、まず、地方公務員試験を受験して、合格する必要があります。この試験では、ケースワーカーに必要な知識以外に、一般教養を中心とする試験も行なわれます。ただし、試験に合格しても、一般職に配属される場合もあります。ですから、必ずしもケースワーカーやソーシャルワーカーの仕事に就けるとは限りません。
民間の福祉施設でも、募集を行なうことがあります。しかし、欠員補充や業務拡張のための不定期募集である場合がほとんどです。また、ケースワーカーやソーシャルワーカーという名称での募集ではなく、生活指導員、児童指導員、相談員という職種で募集されるというケースがほとんどのようです。同じ仕事内容でも、施設によって方針が変わってきます。学生の人なら、実習やボランティアで、いろいろな施設を回ってみると良いと思います。
社団法人日本社会福祉士会(http://www.jacsw.or.jp/)は、「社会福祉士」の職能団体です。社団法人日本社会福祉士会は1993年1月に任意団体として設立されました。そして1996年4月に社団法人となりました。社団法人日本社会福祉士会は、全国47都道府県に支部があり、25,000名を超える社会福祉士たちが会員となっています。社団法人日本社会福祉士会では、自己研鑽を積んで力を結集して、医療・保健・教育・司法行政等の関係機関の専門職の人たちと力を合わて福祉を必要とする方たちが安心して地域生活をおくれるよう支援しています。
社団法人日本社会福祉士会の具体的な活動内容についてですが、大会・学会や研修、調査・研究、実践、国際的な活動、事業、支部活動、広報などをおこなっています。大会・学会では「全国大会}で全国の仲間と交流しています。毎年1回開催される全国大会では基調講演シンポジウムなどをとおして、最新の福祉動向にふれたり、多くの仲間との交流の場をもっています。調査・研究では「日本社会福祉士学会 全国大会」で実践・研究の成果を共有しており全国大会と同時に開催されています。テーマに沿った分科会ごとに実践に基づいた研究の成果が発表されます。
研修では「生涯研修センター」が自己研鑚をサポートしています。実践では権利擁護センター『ぱあとなあ』が社会福祉士ならではの相談援助活動を展開しています。国際的な活動では世界のソーシャルワーカーと連携し、IFSWを通じて諸外国との交流や情報交換を行っています。支部活動では各地域で活発な活動を展開しており、事業では福祉人材の育成に貢献しています。また社会福祉の現場における実習の質を向上させるための研修事業について取り組んでいます。
食事の介護についてご紹介したいとおもいます。あなたがまだ小さな赤ちゃんだったとき、はしを上手に使えましたか? きっと、お母さんがはしではなくてスプーンやフォークで食べさせていたと思います。それはどうしてかというと赤ちゃんのときは指をうまく動かすことができないため、食べることを親が手伝ってあげるとおもいます。それは介護も同じなのです。手を動かせない人にたいして食べ物を食べさせるときには、口のところまで食べ物を運んであげるようにします。また年をとると歯が無くなってしまうかたもいます。
歯がないため噛んで食べられないひとにはおかずを小さく切っておいたり、ご飯をおかゆにしておいたりと食べるための手助けをするのです。つぎのお風呂の介護について紹介したいと思います。お風呂も食事と同じです。介護が必要な人にはむずかしい行動だとおもいます。お風呂場は、すべりやすくて湯ぶねに入るときにも気をつけなければならないとおもいます。車イスの人が、お湯の中に入りたいときには、いったいどうすれば良いでしょうか?
うでの力があれば自分の体を持ち上げられます。しかし、できない場合にはだきかかえたり、きかいをつかって体を持ち上げたりすることが必要となります。髪や体をあらう手伝いも介護のひとつだといえます。 子供にもできる介護ってあるのでしょか?実は介護をすることは大人だけできることではなく、子供にもできるとおもいます。体を持ち上げてあげることは力が足りないため子供にとってはむずかしいかもしれませんが、ふとんをかけたり本を持っていってあげたりすることは子供ができる介護だとおもいます。介護は思いやりを持っていれば誰にでもできることなのです。
介護という言葉はいったいどういった意味だと思いますか?もしかしたら聞いたことが無い人もいるかもしれませんし、聞いたことがあるという方もいるかもしれませんよね。たとえばお手伝いをしたり助けたりするときなど「介護をする」という言葉を人にたいして使ったりします。漢字の意味介護の「かい」という字には「たすける・せわをする」というような意味があります。介護の「ご」を訓読みにすると「まもる」となります。この文字ひともじで表される意味ですが「まもる・たすける」となります。どちらの文字も、助けるという意味を持っているとおもいます。
介護を必要としている人は、わたしたちが何気なく思っている生活をすることができません。それは様々な理由があります。たとえば、脳に障害を持っていてうまく話せない人もいますし、体をうまく動かすことのできない人、病気になってしまって寝たきりの人というように世の中にはさまざまな人がいるとおもいます。年をとってくると骨が弱くなってきますので歩きにくくなったり、力がよわくなったりしてしまいます。
そうなってくると、だれかの助けが必要となるとおもいます。重たい荷物を持つことが大変だったり車を運転することができなくなるかもしれません。病気や生まれつきのことだけではなく、だれでも介護が必要になるかもしれないのです。介護といってもいろいろなことがありすぎて何のことを指しているのかはむずかしいとおもいます。簡単に、お手伝いとして考えてみてもよいでしょう。